EVENT

The Timeless Table
– Ryuji Teshima –

時を超えて、想いをつなぐ一夜。

熊本ホテルキャッスルの特別階、
熊本城を最も美しく望む「トゥール・ド・シャトー」で
一夜限りのレストランが開かれます。

お届けするのは、パリを拠点に活躍する
PAGE(パージュ)オーナーシェフ・手島竜司氏。
熊本の味を、世界で磨いた感性で「火の国料理」として再編します。

ドリンクは、ソムリエ・大越基裕氏による特別なペアリング。
熊本が誇る日本酒、花の香酒造「産土(うぶすな)」も、この夜のために。

料理を通して、土地と人の記憶に触れる体験を。
このひとときが、日常を少しだけ豊かにしてくれますように

■日付 2025年8月23日(土)
■時間 ランチ 12:00-/ディナー 18:00- (ディナーは完売しました)
※共に一斉スタート
■会場 トゥール・ド・シャトー / 熊本市中央区城東町4-2,11F
■料金 1名様 40,000円
※料金には、料理・ペアリングドリンク・消費税・サービス料が含まれております。
※アルコールをお召し上がりにならないお客様には、ノンアルコールペアリングを
 ご用意しております。予約時にお申し出ください。
■定員 各40名(要予約)
■予約 宴会セールス 096-326-3322(10:00~18:00)

手島竜司氏

熊本県出身
19歳から地元である熊本のフランス料理店で修行を始める。料理人として働きながらワインにも興味を持ち、23才でソムリエの資格を取得。
26歳で渡仏。地方の星付きレストランから始め、パリで当時三ツ星の’Restaurant Lucas Carton’で修行を重ねる。その他、様々なレストランでシェフとしての経験を積む。
食材に興味を持ち、Boucherie Hugo Desnoyerでは精肉を、魚や野菜などのフランス食材についてはTerroir d'Avenirで学び、同時にフランスの生産者訪問を重ねる。
フランス以外に興味を持ち、様々な国でスタージュをしながら独立準備を始める。
2014年、37歳でパリ16区の凱旋門近くに Restaurant PAGES をオープン。翌年2015年、ゴーミヨにて’Grand Chef de Demain’(未来の巨匠)を受賞。同年PAGESの隣にBar a vin 「116」をオープン。
2016年、オープンから1年半という早さで「Restaurant PAGES」が、フランスのミシュランガイドにて1つ星を獲得。同年、熊本市長から熊本親善大使に任命される。
2017年3月、最高峰のクリエイト料理賞受賞。近年では、2024年パリオリンピック選手村食事提供、2025年カンヌ国際映画祭VIP用料理監修など国際的な活動を続けている。

大越基裕氏

ワインテイスター/ソムリエ
International A.S. I. Sommelier Diploma
WSET Level 3 Award in Sake Educator
北海道生まれ。3年間渡仏し栽培、醸造の分野を学びディプロマを取得。帰国後銀座レカンのシェフソムリエに就任。2013年6月ワインテイスター/ソムリエとして独立。
世界各国のワイナリーやレストランを周りながら、最新情報をもとにJapan Airlineや有名レストランからカジュアルレストラン、インポーター、ワインショップなど様々な業種へのコンサルタント、講師や講演、執筆などもこなす。
IWCのシニアジャッジとして国際的なワインと日本酒の品評会にも招待されており、本質を伝え続けている。
またロジカルで正確なペアリングの技術には定評があり、ワインだけでなく、日本酒や焼酎とのペアリングにおいては、和食以外のレストランで明確に提案したパイオニアの一人である。
自身でも外苑前にAn Di、広尾にAn Comというモダンベトナム料理店も経営し、最先端なアジア料理と共に世界中のワインと国酒を提供している。

神田清隆氏

花の香酒造は、1902年(明治35年)、熊本県玉名郡和水町にて創業された。九州の北西部、山々に囲まれた自然豊かな田園地帯に位置し、蔵のそばを清らかな川が流れる。創業時、神社の井戸から湧き出る岩清水と、神社の田んぼ(神田)で育まれた米を用いて酒造りを始めたことが、その歩みの始まりである。
以来、地元の風土に根ざした酒蔵として、地域とともに歩み、酒を醸し続けてきた。「花の香」という名は、創業当時、酒蔵に梅の花の香りが漂っていたことに由来し、蔵と土地との深いつながりを象徴するものである。1992年には社名を「花の香酒造株式会社」へと改称。現在は六代目・神田清隆がその意志を継ぎ、蔵元を務めている。
酒造りの根底にあるのは、「産土(うぶすな)」という哲学である。この言葉は、古来より人々が生まれ育った土地や自然を敬い、大切にするという思想に基づくもの。神田はこの考え方を軸に、地元・菊池川流域で育つ米を「産土米」として選び、自然農法を取り入れながら、環境保全や土地の文化の継承も含めた酒造りに取り組んでいる。
花の香酒造の酒は、単なる嗜好品にとどまらず、その土地の恵みと歴史、人の想いが織り込まれた「土地の記憶」として、今も受け継がれている。

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